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【こんぶ店長コメント】

「物語、デザイン、共感、遊び心、感動、生きがい
右脳を刺激できる人　今こそチャンスです。
幸い、本屋には全部あります」

街の小さな書店がこの時代を生き残るにはこの本を信じて実践するしかなかった。
出会ってなかったらとっくに廃業していただろう。
小さなお店さん小さな会社さん、資本力に負けない道があるから読んでね！
#今こそ発揮　右脳を刺激

・・・・・・

小さな会社の経営者、個人でお店をしている店主さんにおすすめです。

業種問わず似た状況にいるのではないかと思います。
商圏内に資本力のある会社（お店）が進出してきた、
同業ライバルが増えたためお客様が減少した、
サービスの質は上げれても値段では対抗できない、など。
そんな中、どうすればお客様は自店を指名してくれるかということをいつも考えておられるとおもいます。

この本にこんなことが書いてあります。

『人の欲望は満たされることはない。
得たら満足するのではなく、また次のものが欲しくなる。
今あるブランドやネームバリュー、大型商業施設やチェーン店、資本力で勝ち組にいるお店（会社）もいつか飽きられるときがくる。

そこそこの品質で、それなりのデザインのものが低価格で買えるということが当たり前になるからだ。
人はいずれ、品質や機能や値段で買わなくなる。では人が次に求めるのは何か？
『右脳を刺激するもの』
それは、新しいもの、物語、共感、感動、デザイン、調和、生きがい・・・』

この本を読めば、小さくても、逆境にいてもまだまだできることがあることを知るはずです。
わたしはこの本を2008年に読みました。
書店がどんどん大型化し、ネットショップや電子書籍が普及される中、
「どうやって生き残るか」探っていたなかで出会った本。
有難いことに、本屋には物語も共感も感動もデザインも生きがいもあります。
お客様に喜んでもらえるものは揃っているわけです。
一筋の光をみつけた瞬間でした。

お客様と本の感想を語り合う。行動してうまくいったことや失敗したことを共有する。
その場を設ける。お金をかけずにできることがたくさんあるじゃないですか。
こういうお話ができることを喜んでリピートしてくださる方も多いんです。

あなたの会社（お店）だからできる「お客様の右脳を刺激する」ことがあるはずです。
やってみませんか。

（こんぶ店長）

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【BOOK DATA】

私は、この本の翻訳を二つ返事で引き受けた。
それほど、これからの日本人にとって大きな意味があるからだ。
なぜ、この本が現在の我々にとって重要なのか。
本書には、日本人がこれから一番身につけなければならない
『右脳を生かした全体的な思考能力』と
『新しいものを発想していく能力』
そしてその実現の可能性を検証する左脳の役割などについて
わかりやすくまとめられているからだ。

これからは、これまでの思考の殻を破った
「ハイ・コンセプト(新しいことを考え出す人)の時代」であり、
本書は、そういう「突出した個人」が持つ「六つの感性」の磨き方を示している。

■目次

第1部 「ハイ・コンセプト(新しいことを考え出す人)」の時代
なぜ、「右脳タイプ」が成功を約束されるのか
これからのビジネスマンを脅かす「3つの危機」
右脳が主役の「ハイ・コンセプト/ハイ・タッチ」時代へ)

第2部 この「六つの感性」があなたの道をひらく
「機能」だけでなく「デザイン」
「議論」よりは「物語」
「個別」よりも「全体の調和」
「論理」ではなく「共感」
「まじめ」だけでなく「遊び心」
「モノ」よりも「生きがい」

■翻訳 大前研一
（三笠書房）