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牛飼い小僧・周助の決断(香川 宜子/著)

牛飼い小僧・周助の決断(香川 宜子/著)

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【こんぶ店長コメント】
日本のブランド牛は、神戸牛、松坂牛、近江牛、米沢牛というように各地域の名前が付けられているが、日本に出回っている和牛のもとを辿ると99.9%「但馬牛」になる。
江戸時代後期、但馬地方の小村に暮らす前田周助という男が、但馬牛の「つる(蔓)」すなわち系統の基礎を確立させたのだ。
この本は、但馬牛の歴史と前田周助の生涯を描いた物語である。

その歴史は但馬地方では今も語り継がれており、映像化の話が浮上、その脚本を依頼されたのが香川宜子さんで、香川さんは預かった資料をもとにすぐに書き上げたが、資金不足のため映像化は中断に…。
それから十数年、再開の動きもなく、この伝説を眠らせておくのは勿体ないと、香川さんが自費出版されたのがこの本なのです。
この経緯だけでも充分ドラマチックなのですが、主人公・周助の漢気ある生き様を知っていただきたく、何度も何度も本を仕入れています。

この本で、僕が一番好きなシーンは、周助が丘の上から自分が住む村を見下ろすところです。
夕方になろうというのに竈の煙が立っている家がないことに気づき、想像を絶する村人の貧しさを感じとり…。そして、村人のために但馬牛をブランド化させることを決断したのです。
周助の家は比較的裕福だったにもかかわらず、村人のために命を張ったその生き様が痺れます。
いくら本の影響を受けやすい僕も、さすがに牛を育ててみようとは思いませんが、僕には本を広める使命があるじゃないかと、いま奮い立たせています。

なぜ内科医である香川宜子さんのところにこのような依頼がやってきたのか、それもおもしろいところですが、それはまたご来店いただいたときにお話させていただきます。

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